バイク試乗インプレッション | ENERGICA ESSEESSE9 | エムズファクトリー 神奈川県川崎市

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バイク試乗インプレッション | ENERGICA ESSEESSE9+RS

エムズファクトリーのスタッフによる、エネルジカ エッセエッセ9+RSのバイク試乗インプレッション

今回エネルジカの正規取扱店とし輸入元エスター社の広報車エッセエッセ9+RSを試乗しました。ちなみにESSEESSE(エッセエッセ)は、イタリア語でスーパースポーツを意味します。○こちらはMoto-Eのベース車両となった「究極の電動モーターサイクル」スーパースポーツモデルEGO(エゴ)

初めての大型電動バイクに跨り、「車格に対してのイメージしていた車重より若干、重いかな?」と思いながら、キーをオンするところまでは仕事柄、様々なバイクに乗ってきた時の感覚と同じです。○シート高は790mmで他のバイクと同じくらい、足つき性は身長177cmの自分が跨ってこんな感じです。

しかしスイッチを押した瞬間に早速違和感が。当たり前ですが、聞き慣れているセルモーターの音やエンジン音、振動もありません。エンジンを始動させるセルスイッチでは無く、電源を入れるスイッチである事で電動バイクに跨っていることを再認識。 エネルジカは単速なのでクラッチやギアも無く、不思議な感覚を抱きながらアクセルを徐々に開いていくと、例えるならば新幹線に乗車したときのように「あれ?いつ動き出した?」と言う感じでモーター音を奏でながら発進。○従来のバイクと異なり電源スイッチONでアクセルを開けるだけの操作に少々戸惑いました(笑)

「どんなパワーの出方をするのだろう?」と興味を持ちつつアクセル捻ると、優しい挙動でありながら走行前に感じていた260kgの車重を忘れさせるH2のような加速!正直「なんじゃ、この加速力!」と一瞬面を食らいました。今回試乗したエッセエッセ9+RSは、エネルジカシリーズの中でもパワーが抑えめ(エゴ・エヴァは126kW/171HPに対し、エッセエッセ9+Rは80kW/109HP)にしたモデル。それでも、最大トルク200N・mを発揮する高出力モーターの特性は圧巻で、カタログデータ上のスペック0-100km/hに掛かる時間が2.8秒というのも頷けます。この出力特性は、従来のオートバイにはない電動バイクならではの特性と感じました。
しかし、加速の凄さに対して全く怖くないです。どのタイミングでアクセルを捻ってもフルトルクで加速するパワーユニットに対し、高機能な回生ブレーキのおかげでアクセルを戻したときのエンジンブレーキ的な減速も不安無く、従来のバイクと同様に「スロットルを捻った分だけ加速し、戻した分だけ減速する」動きが忠実に再現されているためです。
走る、曲がる、止まると言ったバイクの重要な運動性能が、高次元でシンクロされている電動バイク、エネルジカの圧巻するところはやはりパワーユニット。アクセルを開くだけで得られるあの「強烈な加速感」は、さすがMoto Eワールドカップで蓄積したデータを市販車へフィードバックした「まさにサーキットから生まれたハイパー電動スポーツバイク」と再認識させられました。
エネルジカは単純に速さだけを追求しているのではなく、シーンに合わせて走行モード(アーバン・スタンダード・ウエット・スポーツ)が変えられる機能や、前後に低速で動くパーキングアシスタントモードを備えていたり、ロングツーリングでも不安のない航続距離の実現、電動バイクでは対応不可能と言われていたEV急速充電規格CHAdeMOに対応するなど、従来のバイクと同等に使用できる市販車としての機能や性能も充実しています。
バイクの挙動など文章では中々伝えにくい部分はありますが、ご来店いただいた際には電動スポーツバイク エネルジカと従来の市販バイクとの違いなどご説明が出来ますので、エネルジカにご興味あるお客様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

試乗車名: ENERGICA ESSEESSE9+RS
ライダー:エムズファクトリー 川田 紘一
取材協力:ENERGICA輸入発売元 ESTAR,Inc.

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